薬は食品に比べて成分が濃いものである。
成分の濃いものを消化吸収するにはそれなりの正気が必要となる。
食品なり薬なりを口から入れた時に、消化吸収するだけの能力がない場合、元気が減少の一途をたどる。
即ち、病状の悪化を招くのである。
薬を飲んで効くと云うのは、消化吸収するだけの正気があることであり、悪化すると云う事はその薬は効かないということである。

薬を服用し続けていて、或る時効かなくなり、副作用が出だすと云うのは、薬が突然毒となった時である。