【病気とは】
気の減少、若しくは不調であり、多くは後天的です。
【病因とは】
環境と性格と、ものの捉え方にあります
環境としては、肉体的環境、精神的環境、暑さ、寒さ、湿気、乾燥などの五感的環境、アレルギー患者のアレルギー物質や、化学物質過敏症患者の化学物質などであるが、これらは全て本人の耐性(抵抗力)との相対的な面もあり、本人の体力の有無も病因となります。
【養生とは】
養生とは、病因を無くすことであり、その結果、気が増し健全な身体となります。
養生を考えるには、正確な診断が必須となります。
【治療とは】
治療とは、診断により気が少ない部位や、身体全体に対して気を補い、また不調を調えることです。
気のコントロールは修練の結果得られる術によります。
【診断とは】
身体の気の状態を診ることです。
気的な診断は修練の結果得られる術によります。
【脉診とは】
脉診とは東洋医学的診断法の一つであり、手首の動脈に指を触れ、全身の気の状態を察する方法です。
【切経とは】
切経とは東洋医学的診断法の一つであり、身体中を網羅している経絡(気が流れる道)やツボ(経絡上にあり、経絡の気の状態を反映し易い部位)の気の状態を診る方法です。
柿田流では一般的な体表部切経に加え、独自の深部(体内の気の状態をダイレクトに感じ取る)切経も用います。
【望診とは】
望診とは東洋医学的診断法の一つであり、身体の大小痩肥、肌の色艶、動き程度、また患者の体表に溢れ出ている気の状態を診る方法です。
【問診とは】
患者に質問したり、患者の訴えを聞いたりして、気の異常部位を探し出す方法です。
【聞診とは】
聞診とは東洋医学的診断法の一つであり、患者の声や息づかい、お腹のぐる音、体臭などから気の異常部位を探し出す方法です。