現在の医学では化学物質過敏症の治療法はありません。
しかし、当院では院長が実際に化学物質過敏症を克服し社会復帰したことで、東洋医学における治療法をある程度確立できたと思っております。
化学物質過敏症に陥るのは、様々な要因により正気が消耗し、身の回りのあらゆるものに反応するようになった為だと考えます。
また、実際に身体の負担となる物質が増えたことも事実です。
大量に一定の品質を保って生産するため、食品にはあらゆる化学物質が使われています。
体表的なもので、保存料・着色料・PH調製剤、農作物では化学肥料・農薬など。
洗剤や柔軟剤、シャンプーやトリートメント、化粧品にも大量の香料、界面活性剤が使われています。
芳香剤も然り。
大気中の汚染物質も数年前の比ではありません。
化学物質過敏症を克服するためには、このようなものとの接触を避け、正気を増やす治療が最善だと考えています。
病の克服は容易なことではありませんが、普段の生活で心がけることなど丁寧に養生指導も致します。
ご自分では気付かないところで病の治りを妨げていることはよくあることですので、一度ご相談いただければと思います。